開業の判断

居酒屋は個人開業とフランチャイズのどちらが合うか

公開

発信元 ぶたもんFC加盟募集サイト
運営 株式会社footコーポレーション

居酒屋の個人開業とフランチャイズを比べるときは 自由にできるか ロイヤリティがあるかだけで決めないようにします 自分で商品と運営をつくる範囲と 本部の仕組みを使う範囲を分け どの仕事を誰が担当するかを比べます

FCに加盟しても経営者としての判断や日々の運営が全てなくなるわけではありません 個人開業でも仕入れ先や専門家から支援を受けることはできます 二つを両極端に捉えず 自分に不足しているものと使える時間から選びます

最初に自分が決めたいことを書き出す

自分で開業したい理由を 料理 店の雰囲気 働き方 事業を増やすことなどに分けて書いてみます 『自由にやりたい』という言葉の中にも 商品を自分で考えたい人と 営業日を自分で決めたい人では求めるものが違います

商品づくりが一番の動機なら メニューや仕入れの指定がどこまであるかは先に聞きたい項目です 一方 店舗を安定して運営する仕事に集中したいなら 開発済みの商品や研修を利用する案が合う可能性があります

店名や看板を自分で決めたい場合は FCのブランドを使うこととの関係を考えます 好きな内装をつくりたいという希望も 仕様の範囲によって実現できることが変わります 加盟前に希望を伝え 後から例外として認められる前提で進めないようにします

希望は『絶対に必要』『条件によって変えられる』『特にこだわらない』に分けます 全てを必須にすると候補を比較しにくくなり 逆に全てを譲れることにすると開業の目的が見えなくなります

個人開業を選んだ場合でも 建物や契約 許認可などの条件を自由に変えられるわけではありません 自分で決められることと 外部の条件に従うことを分けておくと 自由度という言葉に過大な期待を置かずに済みます

開業までの仕事を担当者で比較する

比較表には 商品の決定 仕入れ先の選定 レシピと手順の整備 設備選び 採用 教育 日々の数字の確認を並べます 個人開業とFCの各案で 実行する人 支援する人 最後に判断する人を書きます

『本部サポートあり』という説明だけでは 自分が何を用意するかが分かりません 例えば物件探しの支援でも 候補を紹介するのか 自分が見つけた物件を確認するのかで準備が違います 支援の名前を具体的な行動へ置き換えます

研修についても 教えてもらえることと開店までに自分が終えることを分けます 研修が終わった後に スタッフへ誰が教えるか 店舗設備に合わせた手順を誰が確認するかまで書きます

表は横にスクロールできます

仕事 個人開業で決めること FCで確認すること
商品 開発と品質確認の担当 指定商品の範囲と変更手続
仕入れ 取引先と欠品時の代替 指定先と配送 発注条件
教育 手順書と教える人 研修対象と開店後の再確認
設備 必要能力と業者への依頼 指定仕様と再利用の条件
日々の経営 記録と相談先 報告方法と助言の範囲

支援を受ける案では 『誰かがしてくれる』という空欄を残さないようにします 手配の窓口が本部でも 店主が資料を出したり業者へ支払ったりする仕事はあります 担当を分けた表はそのまま開業準備の一覧になります

FC加盟者も独立した事業者である

公正取引委員会は フランチャイズの加盟者を本部から独立した事業者として説明しています 加盟すれば雇われる側になるわけではなく 店舗運営と契約上の責任を自分の事業として確認する必要があります フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方

この点は説明会の印象だけで見落とさないようにします 売上が足りないときの家賃や人件費 設備の不調 スタッフの配置について 本部がどこまで関わり 自分が何を負担するのかを確認します

困ったときに相談できることと 負担を全て代わりに引き受けてもらえることは別です 相談先がある利点を正しく評価しつつ 対応時間 費用 対象となる内容まで聞いておくと 開店後の期待のずれを減らせます

契約内容が理解できない場合は その場の説明だけで判断を急がず 書面を持ち帰って確認します 個別契約の法的な評価が必要なら専門家に相談し 一般的なFCの説明を自分の契約内容と混同しないようにします

月額料金の有無より必要な支出全体を並べる

個人開業にはロイヤリティがない一方 商品の試作 教育 資料づくり 外部への相談などを自分で用意します その費用を全てゼロとしてFCの料金と比べると 同じ完成状態の比較にはなりません

FCでは加盟時の支払いと継続的な支払いを分けます ロイヤリティ以外にどの費用が発生するか 仕入れやシステムの条件は何かを資料で確認します 税込と税別 支払時期を揃えない比較も避けます

ぶたもんのロイヤリティは月3万円 税別です この額は比較項目の一つですが 店舗の総負担や利益をそのまま示すものではありません 加盟時の費用 物件 設備 仕入れ 人員を同じ表に入れて判断します

費用を比べるときは 見積もりが取れた金額 仮に置いた金額 未確認の項目を分けます 片方の案だけ具体的な見積もりで もう片方が希望額のままなら 結論を出す前に情報を揃える必要があります

契約時の支払いだけでなく 開業後の支払日も並べます 売上が入る前に必要な資金と 売上が想定より少ない場合に使う資金を分けることで 安く見える案を選んだ後の資金不足を検討できます

売上予測を受け取ったら前提を確認する

本部から売上や収支の例を示された場合は どの条件の数字かを聞きます 店舗面積 営業時間 営業日 人員 店主の勤務 客数などが自分の計画と違えば そのまま自店の予測にはできません

公正取引委員会の考え方では 売上げや収益の予測を示す際に 根拠のある事実と合理的な算定方法が必要とされています 数字の大きさだけでなく どの資料と計算で説明されているかを確認します

個人開業でも同じ姿勢で数字を置きます 近隣店が混んで見えたことや 知人から聞いた話だけで毎日の売上を固定しないようにします 平日と休日 天候や時間帯の違いを含めて 自分が確かめた範囲を示します

売上が低い場合の案も用意します 商品や営業時間をどこまで調整できるか 人員配置を変えられるかを両案で比較します FCの運営条件がある場合は その範囲内で現実に取れる対応を確認します

予測の資料には作成日と前提を残します 後からメニューや家賃が変わったときに 以前の利益予測だけを使い続けないようにするためです 何を変更した結果どの数字が動いたかが分かる資料にします

自分の経験が使える場所と足りない場所を分ける

飲食店で長く働いた人でも 商品開発 仕入れ交渉 雇用 資金繰りの全てを経験しているとは限りません これまで担当した仕事を具体的に書き 自分で行う場合に誰の確認が必要かを考えます

調理経験があり独自の商品をつくりたい人は 個人開業の自由度を活かせる可能性があります ただし商品をつくる時間と店を運営する時間を同時に確保できるかを見ます 開業後に商品開発が止まってしまう案なら 体制を見直す必要があります

未経験者がFCを選ぶ場合は 学ぶ機会の内容を具体的に確認します 『未経験でも始められる』という言葉だけでなく 開店時点で必要な仕事をどのように習得するかを聞きます 苦手な工程を再確認できるかも検討材料です

すでに飲食店を経営している人は 現在の仕入れやスタッフをどこまで引き継げるかを調べます 既存の仕組みを全部使えるとは限らない一方 全部を捨てる必要があるとも限りません 残せる部分と変える部分を個別に整理します

相談の速さと判断の範囲を確かめる

開業後の支援を評価するときは 連絡先があるだけでなく どの時間帯にどの内容を相談できるかを確認します 日々の売上相談と 設備が止まったときの緊急対応では 必要な相手と時間が違います

個人開業では複数の相談先を自分で整えます 調理は経験者 設備は業者 会計は税務の相談先 労務は労働局や専門家というように役割を分けます 全部を一人の知人へ頼る案では その人が対応できないときの方法も考えます

FCの場合も 本部が全分野の個別判断を代行するとは限りません 契約や支援の範囲を確認し 店主自身が別の窓口へ相談する項目を把握します 支援の範囲が広いことと 個別の手続が不要になることは別です

質問への回答はできるだけ書面で残します 面談のメモを自分で整理し 認識が合っているか確認するだけでも 後で読み返しやすくなります 口頭で良いと言われたという記憶だけで例外的な運営を始めないようにします

契約を終える場合まで含めて比べる

開業時は続ける計画を考える一方で 更新や解約の条件も確認します 契約期間 途中で終了する場合の手続 返金される費用とされない費用 店名や設備の扱いなどが比較項目になります

公正取引委員会は ロイヤリティの算定方法や加盟金の返還条件 契約期間 中途解約などについて事前開示が望ましいとしています 特定の契約が適切かどうかは個別に確認し 不明な条件を残したまま判断しないようにします

個人開業も終了時の負担がないわけではありません 物件の原状回復 設備の処分 スタッフや取引先との精算などがあります FCの解約条件と 個人店なら何も費用がない状態を比べるのではなく 両案で終了時に必要な仕事を書きます

次の事業へ移る希望がある場合は それぞれの契約で何が制限されるかを確認します 自分の将来の希望を伝えずに契約し 後から想定と違ったと気付かないよう 開業後の数年の働き方まで含めて検討します

説明会では一つの困りごとを具体的に聞く

説明会で聞くことが多い場合は 自分が一番困りそうな場面を一つ選びます 例えば『店長が休む日に店主が焼き場へ入れない』という場面なら 研修と人員の両方について具体的な質問になります

既存店の転換を考える人なら 『この冷蔵庫と作業台を残したい』と型番や図面を持参します 希望だけでなく現状が分かれば 使える条件と現地確認が必要な条件を分けて回答してもらいやすくなります

『どこまで本部が支援しますか』という広い質問をした後は その場面で誰が何を行うかまで聞きます 本部が資料を用意し 店主が採用し 研修担当が教えるなど 役割が分かれている可能性があります

回答を聞いてすぐ採点するのではなく 個人開業で同じ課題を解決する場合の相手と費用も調べます 片方だけ詳しく聞いた比較表では 情報量の差が良し悪しに見えてしまうことがあります

三つの開業者の条件で比較表を読み直す

同じFCの説明を聞いても 人によって評価する点は違います ここでは実在の体験談ではなく 三つの検討例を使って比較表を読み直します 各例の結論をそのまま自分へ当てはめず 自分に近い条件と違う条件を探してください

商品を自分で開発したい人

この人にとっては 主力料理を決める自由度が大きな条件です 個人開業なら自分で選ぶ範囲を取りやすい一方 試作の費用 品質の確認 仕入れ先の選定まで自分の準備になります 商品を考えることと 毎日同じ品質で出せることの両方を見ます

FCを候補にするなら 独自メニューを扱えるかだけでなく 変更の相談手順と承認の範囲を聞きます 一部の独自商品を加えられる場合でも 仕入れや表示の条件がある可能性があります 口頭の期待ではなく実際の条件で比較します

自分が開発したい料理と本部の商品が競合するなら なぜそのFCを使う必要があるかを考えます ブランド名が気に入ったという理由だけで 事業の中心となる希望を抑えると 開業後に変更したくなる可能性があります

店の運営に集中したい人

この人は 商品の開発より スタッフと一緒に店を回す仕事を重視します 既に用意された商品や手順を使うことが 自分の時間をどれだけ運営へ振り向けるかを比べます ただし商品を使うために必要な研修や発注は残ります

個人開業でも加工商品を使い 外部の助言を受ける組合せは考えられます その場合は取引先との窓口を自分でつなぐ必要があります FCの支援を一つの窓口で受ける案と それぞれに依頼する案を仕事の量で比較します

自分で判断する項目を減らしたい場合も 経営の数字を見る責任までなくなるわけではありません 日報や資金繰りを何で確認するかを決め 任せることで見なくなる仕事をつくらないようにします

既存店を立て直したい人

この人は新たなブランドの説明だけでなく 今の店で残っている問題を表へ入れます 厨房の動線 人員不足 仕入れの管理など 商品を変えても残るものを分けます 看板替えがその問題をどう変えるかを具体的に聞きます

設備やスタッフを活かせるなら転換の材料になりますが そのまま使えると決まっているわけではありません 図面 型番 現在の担当表を見てもらい 残せる部分と変更する部分を確認します この差分が費用と休業期間へつながります

個人店のまま改善する案も比較へ置きます メニューや運営の変更だけで直せる課題なのか 仕入れや教育の仕組みを外部から導入したいのかを区別すると 看板替えを選ぶ理由が説明しやすくなります

比較相手へ示す数字の条件を揃える

個人開業案とFC案を誰かに相談するときは 店主の勤務時間 家賃 営業日を同じ条件で提示します 一方は自分が毎日働き もう一方は店長を雇う計画なら 差額には業態だけでなく働き方の違いが含まれます

その違い自体が間違いではありません ただしなぜ費用が変わるのかを分けて説明します FCの支援による差なのか 採用した人員による差なのかが分かれば 自分が何にお金を払うかを判断できます

複数の案を一度に採点する場合は 合計点だけで決めないようにします 必須条件を満たさない案が 他の項目で点を稼いで上位になることがあります 必須条件を先に確認し 残った案の利点と負担を比較します

最終判断の前に 未確認の説明がどこに残っているかをもう一度見ます 説明会の回数や資料の厚さではなく 自分の店で起きることが分かったかを基準にします 同じ問いへ同じ条件で答えが揃うまで 比較の結論を急がない余地を残します

選択を判断する一枚の比較表を仕上げる

最後に 自分で決めたいこと 不足する経験 準備に使える時間 必要な資金 支援の範囲 制限 終了時の条件を一枚へまとめます 良い点と負担の両方を書き 空欄の多い案は結論を保留します

絶対に譲れない条件を満たさない案は 費用が低くても別の理由で選び直す必要があります 逆に自分に不要な自由度を高く評価し過ぎると 必要な支援を受ける機会を見落とすことがあります 開業の目的へ戻って比較します

日本政策金融公庫の飲食版の創業手引は 動機 経験 商品 取引条件 必要資金 事業の見通しを整理する構成です 比較表で選んだ案をその項目に落とし込むと 自分の計画として説明できるかを確かめられます 飲食業の創業手引

ぶたもんを候補にする場合は 加盟のメリットと開業費用研修とサポートを比較表へ記入してください 自分が求める支援と店舗の条件を具体的に照らし合わせることが 個人開業とFCのどちらを選ぶ場合にも役立ちます

確認に使った資料

資料確認日 2026年9月16日
制度や手続は変更される場合があります 具体的な出店計画は管轄の窓口と加盟本部に確認してください

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