居酒屋の開店前リハーサル 注文から会計まで通して確かめる
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発信元 ぶたもんFC加盟募集サイト
運営 株式会社footコーポレーション
居酒屋の開店前リハーサルは お客さんを席へ案内してから売上を締めるまでを 予定するスタッフで通して試す時間です
料理がおいしくできたかだけで終えず 注文の変更 会計の重なり 片付けまで流してみると 開店までに直す仕事が見えてきます
最後に残すのは感想ではなく 誰が何を直し いつ確かめ直すかが分かる開店判定表です
プレオープンの目的を最初にそろえる
知人を招く日を決めたものの 料理の撮影もスタッフの練習も接客の評価も一度に頼むと 何を試したのか分からなくなります この回は注文と会計をつなぐ この回は入店が重なる場面を見るというように 優先して確かめることを決めます
客役には 好きなものを自由に頼んでもらう回と あらかじめ用意した注文を出してもらう回を分けて案内します 自由な注文は思いがけない課題を見つける助けになりますが 条件をそろえた再確認には同じ注文票が必要です
店主が説明し続けて進めた営業と スタッフが自分で判断して動いた営業も分けて記録します 店主の助けが入った回をそのまま通常営業の能力として見込むと 開店後に店主が電話や仕入れ対応へ抜けたときに仕事が止まりやすくなります
料理を提供する前に手続と設備を確かめる
リハーサルや無料招待という呼び方だけで 必要な手続がなくなると決めないでください どの場所で 誰に どのような料理を出す予定かを整理し 営業許可や設備の確認が済んでいるかを管轄の窓口へ確かめます
大阪市の飲食店営業許可の案内は 店舗を管轄する生活衛生監視事務所への相談を案内しています 大阪市以外で開業する場合は その地域の保健所等の案内に従います 申請した日と営業を始められる日は同じ意味ではありません
同じ店主が既存店の看板を替える場合も 店名だけの変更なのか 厨房設備や提供内容まで変わるのかを区別します 前のお店で営業できた事実だけで 新しい使い方がすべて認められると考えず 改装内容を示して確認します
火気を使う前には 工事業者等と確認した設備の使い方をスタッフへ伝えます 避難経路に納品箱を置くなど 準備中だけの仮置きにも目を向けます 大阪市消防局の出店者向け案内も参考に 実際の出店場所の消防署へ必要な相談を済ませます
試す日に使うものは開店時の状態に近づける
手書きの仮メニューで練習し 開店日に初めて正式な注文端末を使うと 商品名や価格の登録ミスが残ります できるだけ開店時と同じメニュー 席番号 注文方法 皿 会計方法で試します 未納品の物を代用品にした場合は その箇所だけ未確認として残します
新しい商品を覚える看板替えでは 以前の商品名や卓番が端末や厨房の表示に残っていないかを見ます 旧メニューと新メニューの呼び方が混ざると 同じ料理を頼んだつもりでも別の商品が伝わる場合があります
スタッフの人数も開店後の予定に合わせます 応援者が料理を運び 店主が会計を助けた日は その補助を記録します 多くの人が集まった日の成功だけでは 普段のシフトで回ることの確認にはなりません
- 席番号と注文端末の卓番が一致している
- メニュー名と厨房に届く表記を照合できる
- 価格と会計時の表示を確認できる
- 予定する人数と担当で作業する
- 代用品と未納品の物を記録している
- 実際に使う清掃用品と補充品がある
店を動かす人と記録する人を分ける
忙しく動いている本人にすべての時刻を書かせると 記録のために作業が止まります 可能なら観察役を置き 注文が入った時刻 料理が届いた時刻 会計が終わった時刻などを残します 映像だけを撮る場合も 何を見たいのかを先に決めておくと振り返りやすくなります
観察役は勝手に手伝わず 危険を避ける対応と通常の補助を分けます 客役へ水を出しただけでも その分ホール担当の仕事を減らしています 応援が入った事実を残せば 人を増やすべきか配置を変えるべきかを後で考えられます
店主には進行役とは別に 営業を一度止める判断を担ってもらいます 食品の取扱いや火気などについて不安が残る場合は 速さの測定を優先して続けません 事前に中断の合図を決め 全員が気づけるようにします
客役へ渡す注文カードを用意する
試験条件をそろえるには 客役へ短い注文カードを渡す方法が使えます 席番号 最初に頼む物 途中で変更する内容 会計時にお願いすることを記載します 全員へ同じ行動を割り当てず 一組は通常注文 別の組は数量変更というように役割を分けます
カードには実行の合図も書きます 最初の料理が届いたら追加する 別の席の会計が始まったら会計を頼むといった条件なら 時計だけを見て指示するより 実際の仕事の重なりを再現しやすくなります 店側へ知らせる条件と 観察したい自然な対応も事前に区別します
客役が予定外の注文をした場合も その内容を残せば次の試験材料になります ただし変更した注文票を捨ててしまうと 前回と今回の負荷を比べられません 元のカードと実際の注文の違いを記し 結果と一緒に保管します
知人だけを呼ぶ場合には 説明が足りなくても事情を察して待ってくれることがあります 店の準備を知らない人の立場で 商品名の意味 支払方法 席の案内を確かめてもらいます 好意的な感想だけで営業できると判断せず どこで店員を呼ぼうと思ったかを具体的に聞きます
最初は一組を受け入れて最後まで通す
最初の回では混雑を作るより 仕事の受け渡しを確認します 客役が入口に来て 席へ案内され 注文し 料理を受け取り 会計して退店するまでを一巡させます そのあと卓を片付け 次の客を迎えられる状態まで戻します
店主が口頭で教えないと次へ進めなかった場所に印を付けます 席番号の伝え方が決まっていない 注文変更を誰に知らせるか分からないなど 小さな迷いをこの段階で解消すると 混雑試験で問題が重なるのを減らせます
客役には料理の感想だけでなく いつ案内を待ったか 何が説明されなかったかも聞きます 厨房では順調に進んでいても 客席側では注文が通っているか分からないという状態が起こります 接客の説明も一連の流れに含めて見ます
次に三組の入店が重なる場面を作る
ここからは試験方法を説明するための架空例です ぶたもんの標準人員や処理能力を示すものではありません 仮に四人組が三組入店すれば 客役は合計十二人です 三組×四人という人数は 計算の例として置いています
一組目の注文を取っている間に二組目が来店し 三組目から席の案内を求められる条件を作ります 厨房に注文が集まるだけでなく 入口の案内とドリンク作りが重なるようにすると ホール側の受け渡しも見えます
観察役は誰が忙しそうかだけで判断せず 受付を待つ組数 未着手の注文 提供前の料理を分けて記録します 全員が動いていても 会計端末の前だけに仕事がたまるなら 人数の不足とは別の原因が考えられます
予定する店がカウンター中心なら 客役の組数や座り方を変えます 三組十二人をそのまま採用する必要はありません 店の席配置と来店想定に合わせて 混み方を作ることが大切です
変更注文は元の注文との関係を追う
通常の注文が通ったあとで 本数を変える 注文を取り消す 売切れの商品を頼むといった場面も試します 客役が伝えた変更が ホールの記録 厨房の作業 会計の明細までそろって反映されるかを見ます
同じ商品を二度入力してしまった場合は どの記録を訂正するのかを担当者に説明してもらいます 厨房へ口頭で取り消しを伝えても 会計側に元の数量が残っていれば 別の間違いが後から発生します
調理に着手した商品を変更する際の扱いは 店舗の方針と本部のルールがある場合にはその内容に従います すべての変更をその場で約束するのではなく 誰へ確認してから客へ答えるのかまで練習します
注文端末が使えない条件は 紙の注文票へ切り替える机上確認でも試せます 実際の通信機器を危険な方法で止めたり 決済処理中に電源を切ったりする必要はありません 端末会社等の案内に従い 安全な試験方法を選びます
会計が重なるところを必ず通す
料理を出し終えたところでリハーサルを終えると 開店後に会計だけが止まる場合があります 二つの席から同時に会計を頼まれたとき 誰が卓を特定し 誰が明細を照合し 誰が入口の客を迎えるかを実際に動いて確かめます
客役には人数で割った会計を希望する場面や 領収書を求める場面も担当してもらいます どこまで対応する店なのかを先に決めて できることと確認が必要なことをスタッフが同じ言葉で案内できるようにします
端末の練習用設定が使えるかは 提供会社に確認します 実際の決済を伴う試験が必要なら 売上や取消しの扱いを先に決めます 練習したからという理由で 実際に生じた取引記録を勝手に消す運用にはしません
現金の受取り お釣り レシートや領収書の発行まで終わったら 注文票と会計明細が一致するかを照合します 会計後に片付けが始まっても 卓の取引が未処理のまま残っていないかを見ます
衛生上の仕事を省いた結果は合格にしない
手洗い 器具の切替え 食材の保管 加熱確認など 店で定めた手順を実行した状態で試します 忙しいので記録はあとからまとめるという進め方をすると 誰が何を確かめたか分からなくなる場面を見逃します
厚生労働省のHACCPに関する案内は 衛生管理の計画を従業員へ周知し 実施した内容を記録して振り返る流れを示しています 試運転でも用意した計画が現場で使えるかを確認します
焼き鳥店からやきとんへ転換する場合は 前の営業で慣れた扱いをそのまま当てはめないようにします 食材や部位 仕入れ時の状態に合わせて 本部の手順や衛生管理計画を確認します 詳しい準備はやきとん開業前の衛生管理で整理できます
片付けと締め作業まで終わらせる
客役が退店したあと 残った食材 洗い物 ごみ 売上記録をどう扱うかまで通します 料理を出す練習だけでは 洗浄設備が足りない 終業時に作業が集中するなどの問題は見えにくいままです
閉店時に誰がどの場所を確認したかを記録し 一人が抜けても未完了の仕事が分かるようにします 店主が最後に全部を見る運用なら 店主が厨房で片付けている間に 他の担当が何を終えるのかも決めます
翌日の仕込みへ回す仕事が生じたときは 翌日の出勤予定へ書き戻します 試運転が終わった時刻だけを見ると 翌朝へ移した作業が消えてしまいます 開店前と閉店後をつなぐ確認には居酒屋の開店準備と閉店作業も使えます
試運転の費用と材料も使った分を残す
リハーサルに使う食材 飲料 包装や消耗品 スタッフの勤務時間は 開業前の準備に必要な費用として把握します 営業日ではないから費用を数えないという扱いにすると 試験をやり直す余地が資金計画から抜けます
使用した材料は提供した分 作り直した分 廃棄した分を区別します 注文の取り違えによる作り直しと 盛付け量を決めるために試作した材料は 原因が異なります 合計の仕入額だけでなく どの検証に使ったのかを残すと 再確認に必要な数量を考えられます
有料で提供した場合の入金と 準備のために出た支払いも分けます 客役から受け取った金額だけを見て試験が黒字だったと考えると 先に仕入れていた材料や人の勤務分を見落とします 会計上の処理は税理士等と確認し ここでは使った物と発生した取引を記録します
再試験が必要になったら 店全体をもう一度動かすのか 特定の受け渡しだけを試すのかを決めます 会計の表示変更なら 注文票と端末による確認で足りる部分もあります 食材を使う必要がある試験と 机上で確認できる作業を分けて 準備費用を見積もります
開店判定表は原因と再確認を一行につなぐ
問題を担当者の感想のまま残さず 観察した事実と原因の見立てを分けます 会計が遅かったという記録だけでは改善方法が決まりません 卓番号を探し直したのか 支払方法を選べなかったのか 別の接客へ呼ばれたのかまで分けて書きます
次の表は架空の記入例です 実際の店では自分たちが見つけた事実と 担当者名や再確認日を記入して使います 未確認の項目を空欄のままにせず まだ決められない理由を残します
表は横にスクロールできます
| 試験ケース | 結果 | 原因の見立て | 修正担当 | 再確認 | 開店判断 |
|---|---|---|---|---|---|
| 二卓の同時会計 | 卓を探し直した | 席表示と端末の呼び方が不一致 | 会計担当と店主 | 表示をそろえて同じ注文で試す | 再確認待ち |
| 数量の変更 | 厨房へ伝わったが明細が元のまま | 訂正の受け渡しが未定 | ホール責任者 | 元の注文と訂正を照合する | 再確認待ち |
| 閉店後の片付け | 補充品を探す時間が発生 | 保管場所が未共有 | 清掃担当 | 表示後に別の人が取り出す | 修正後に判定 |
原因がまだ分からない場合は 推測を断定に変えません 次の回で何を観察すれば分かるかを書きます 担当者と確認日が決まっていれば 原因調査を含めた未完了の仕事として管理できます
未解決の問題に優先順位を付ける
判定表に問題が並んだら 安全や必要な手続に関わるもの 営業の受け渡しに関わるもの 表示や案内を整えるものに分けます 同じ日に直せる小さな表示の問題だけを先に片付けても 大きな未確認事項が残れば開店の判断はできません
判断する人を明らかにすることも必要です 設備業者に確認する項目をホール担当の判断だけで済ませたり 本部の確認が必要な手順を店主だけで変えたりしないようにします 確認を頼んだ日 回答が必要な日 回答待ちの間にできる準備を記しておきます
例えば前の試験で注文を取り違えた原因が商品名の似た表示だった場合 表示を変えた後は 変更を担当した本人以外にも注文を処理してもらいます 内容を知っている本人だけで通すと 初めて見る人に伝わるかを確かめられないためです
開店後に様子を見る項目には いつ誰が見直すかを付けます その扱いにしてよいかも店主が判断し 食品の安全 必要な手続 設備の不具合などを 後で考える項目へ移して済ませないようにします 完了した項目は 試験日や照合した記録を添えて残します
直した部分を試し直して開店を判断する
説明文や表示を直しただけで完了にせず 同じ条件の注文をもう一度流します 変更したことが伝わっているかだけでなく 別の仕事に負担が移っていないかも見ます 一つの問題を直した結果 入口の案内が止まるなら 担当の分け方を考え直します
すべてを一律に何分以内なら合格とは決めません 衛生上の手順 受注と会計の一致 想定した人数での受け渡しなど 店として満たす条件を先に置きます 見栄えの調整と 営業開始の判断に関わる未解決事項を同じ優先順位で扱わないことも必要です
FCで開業する場合は 本部による確認の範囲 店側で準備する記録 再確認の方法を事前に相談します ぶたもんの研修と開店前後の支援についても 実際の店舗と人員を示して確認してください この記事の試験例がそのまま本部指定の開店基準になるわけではありません
最後に 店主が未解決事項を確認し 開店日までに対応できるかを判断します 難しい場合は担当者だけに抱えさせず 本部や関係業者と日程を相談します 開業までの工程表へ修正日と再確認日を書き戻すことで リハーサルの結果を実際の開店準備につなげられます
確認に使った資料
資料確認日 2026年9月16日
制度や手続は変更される場合があります 具体的な出店計画は管轄の窓口と加盟本部に確認してください