焼き鳥とやきとん どちらで開業するかを仕入れと運営から考える
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発信元 ぶたもんFC加盟募集サイト
運営 株式会社footコーポレーション
焼き鳥とやきとんのどちらで開業するかは 人気がありそうな方を選ぶだけでは決まりません 同じ串焼きでも どの状態の原料を仕入れ どこまで店で加工し 誰が焼くかで必要な設備と人員が変わります
比べたいのは『鶏か豚か』だけではなく 自分が再現できる営業の形です この記事では両業態の仕入れ条件を同じ表に並べ 物件や働き方に合う案を絞る手順を整理します ぶたもんは豚を扱うやきとんのブランドです
比較する商品と営業の条件を揃える
焼き鳥は鶏肉などを使う串焼き やきとんは豚肉や豚の内臓などを扱う串焼きです ただし店ごとに商品構成は異なります 部位の種類や味付けだけを見て 一方は簡単で他方は難しいと決めることはできません
比較の最初に 自分が実際に出したい主力商品を少数選びます 焼き鳥案では何を主力にするのか やきとん案では何を主力にするのかを決め それぞれの仕入れと調理の流れを調べます 業態名だけでは見積もりの条件が広すぎます
営業時間 席の使い方 スタッフ数を揃えて考えることも必要です 長時間営業の焼き鳥店と 短時間営業のやきとん店の月間売上を比較しても 原料の違いによる差とは言えません まず自分が予定する営業条件で二案をつくります
例えば一人客が短く利用する店を考えているなら 最初の注文を早く出せる構成を両案で検討します 数人で食事までしてもらう店なら 串以外の料理と焼き場の注文が同時に入る状態を比べます 顧客の利用場面を固定すると必要な比較が見えてきます
一本の仕入れ価格より商品の状態を確かめる
同じ部位でも 原料のまま届く商品と 串打ちまで済んだ商品は別の条件です 一本の値段を比較する前に 店に届いた後の工程を書き出してください 検品 保管 必要な下処理 小分け 串打ちなど どこから店舗の仕事になるかを揃えます
加工済みの商品の価格に 店内仕込みの人件費を含まない原料価格を並べても 判断は偏ります 仕込みを自分で行うときも時間は必要です 店主の労働を見えない費用として扱うと 開店後に営業時間だけで手がいっぱいになることがあります
反対に 加工済みなら全て任せられるとも限りません 納品後の保存 解凍の管理 営業に合わせた準備 使った器具の洗浄は店舗に残ります 仕入れ先が行う工程と店舗が行う工程を線で区切ると 比べやすくなります
表は横にスクロールできます
| 比較欄 | 焼き鳥案で確認 | やきとん案で確認 |
|---|---|---|
| 届く状態 | 原料か加工済みか 商品ごとに記録 | 原料か加工済みか 部位ごとに記録 |
| 店内の工程 | 担当者と使用器具を記入 | 担当者と使用器具を記入 |
| 発注単位 | 箱や袋の内容と最小量 | 箱や袋の内容と最小量 |
| 納品と保管 | 曜日 温度帯 置き場所 | 曜日 温度帯 置き場所 |
| 不足した場合 | 追加注文の締切と代替案 | 追加注文の締切と代替案 |
表の空欄が多い間は 比較結果を出さず質問を集めます 両方の条件が揃っていないのに値段だけで優劣を決めると 後から作業量や配送の条件が分かり 判断が逆転することがあります
部位を増やす前に在庫を使い切れる構成を見る
部位の多さはメニューの魅力になり得ますが 商品数を増やすと発注と在庫確認も増えます 一つの部位のためにしか使わない商品や調味料が多ければ 小さな店では置き場所と確認の手間が先に不足します
焼き鳥案とやきとん案で 主力品 定番の追加品 開業後に検討する品を分けてください 最初から全てを揃える計画と 主力に絞った計画を同じ表にすると 店舗で本当に持つ必要がある在庫が見えます
納品日と営業日が噛み合うかも比較します 単価が同じでも 納品がない日にどれだけ在庫を持つ必要があるかで 冷蔵冷凍設備の使い方は変わります 店舗の忙しい曜日だけでなく 仕入れ先の休業予定まで確認します
欠品時に勝手に別の商品へ変えてよいかも確認事項です FCであれば指定商品や変更のルールがあります 個人店でも同じ名前で違う規格を出すと 説明や原価の前提が崩れます 代替できる範囲は営業前に決めておきます
保存期間や解凍後の扱いは 一般的な目安を自己判断で当てはめないようにします 商品の表示と納品条件 店舗の衛生管理手順を確認し 不明な条件は仕入れ先や管轄窓口に相談します 店の計画を保存期限の延長で成立させないことが前提です
衛生管理は両方とも具体的な工程で比べる
鶏と豚のどちらか一方を『安全で扱いやすい肉』として選ぶ考え方は避けます いずれも生の肉を扱う工程と 加熱済みの食品を扱う工程を区別し 器具 手指 作業場所を通じた汚染を防ぐ運用が必要です
豚肉や豚の内臓については 厚生労働省が生食の危険と十分な加熱の必要性を案内しています 鮮度が良いことや仕入れ先との関係を理由に 生や加熱不十分な状態で出せるとは考えません 厚生労働省の豚肉と内臓の生食に関する案内
鶏肉を含む肉の扱いについても 農林水産省が十分に火を通すことと食中毒予防を案内しています 比較表には衛生管理が必要かどうかではなく 自店の商品と作業に合う手順を確認できているかを書きます 農林水産省の食肉の安全な調理に関する案内
開業時に確認したいのは 誰が仕込みをし どの器具を使い どこに置き 誰が加熱を確認するかです 焼く担当者だけが手順を知っていても 受取りや盛付けの担当が分からなければ 店舗全体の運用にはなりません
複数の肉種を同時に扱う計画では 作業場所と保管の区分を増やす必要があるかも確認します 店が狭いからという理由で 手順を省く案にしないようにします 物件の面積や設備は 守るべき工程を置いた後で評価します
焼き台の大きさと提供できる量は同じではない
焼き台が大きければ多くの注文を受けられるとは限りません 担当者が同時に見られる量 盛付け場所 皿の補充 ドリンクの担当などが全体の処理を左右します 焼く作業だけの速さを店の能力として扱わないようにします
両案を比べる際は 主力商品が同時に注文された場面をつくります 一度に焼く量を増やす場合と 注文をいくつかのまとまりに分ける場合で 誰の仕事が詰まるかを確認します 具体的な調理方法は商品と設備の手順に沿って確かめます
火力や加熱の管理を自己流で変えて速さを出すことは 比較試験になりません 安全な調理と提供品質を揃えた条件で 初めて運営に使える情報になります 研修や試作では調理担当者が交代しても同じ手順を守れるかを見ます
焼き台の燃料を選ぶときも 味の印象だけではなく 建物で使える条件 設備工事 排気 清掃を確認します ある店で使えている設備を別の物件へ持ち込めるとは限りません 候補物件ごとに専門業者へ相談します
客単価の違いをブランドの印象だけで置かない
『焼き鳥なら高く売れる』『やきとんなら安く出せる』という見方だけで売上を決めないようにします 値付けと客単価は店舗の商品構成や利用場面で変わります 近隣店のメニュー価格が見えても 実際の注文内容や利益までは分かりません
自分の案では 最初の注文と追加注文を分けて考えます 串だけでなく ドリンクや焼かない料理を含めて 一組の会計がどう構成されるかを仮に置きます 仮定を使った計画であることを明示し 実際の実績とは混ぜません
次に その注文を受けたときの作業を並べます 会計額が同じでも 個別の調理工程が多い案と 共通作業で進められる案では必要な時間が違います 単価を上げる計画が人員や設備を増やすなら 両方を同時に見積もります
価格を変えずに品数だけ増やすと 一皿ごとの説明 発注 盛付けが増えることもあります 自分が選んだ業態名に合うかよりも 開業時の人数で料理を出せるかを先に確かめます
調理経験によって選ぶべき支援が変わる
すでに串焼き店で調理を担当した経験がある人は その経験を工程ごとに分けます 焼き場は担当したが仕入れはしていない 日々の仕込みはできるが売上管理はしていないなど できる仕事と未経験の仕事を区別します
経験のある業態を選んでも 店主として初めて行う仕事は残ります 原価の確認 発注量の調整 スタッフへの教え方 設備が止まったときの判断は 別に準備が必要です 『同じ串焼きだからできる』でまとめない方が必要な支援が分かります
未経験から選ぶ場合は 研修で何を学べるかと 開業後に相談できる範囲を確認します 日数の長さだけでなく 納品から営業終了までを通して経験できるか 苦手な工程を確認する機会があるかを聞きます
FCを比べる場合も 焼き鳥FCとやきとんFCの単純な二択ではありません 同じ業態の中でも仕入れ指定や店内加工の範囲は異なります 加盟金やロイヤリティの欄と 仕事の分担の欄を別に用意して比較します
比較を進める三つの検討例
調理未経験で小規模な店を考えている場合
この検討例では 商品の加工状態と研修の到達点が先の確認事項です 自分で下処理を増やす案が安く見えても その技術と時間を確保できなければ予定どおり営業できません 店内の作業量が見えた段階で必要な作業台や冷蔵庫を決めます
二つの業態を同時に細かく研究するより それぞれの一日の仕事を見て 不安がどの工程にあるかを言葉にします その不安が研修や仕入れ方法で解消できるかを聞くと 次の比較が具体的になります
焼き鳥店を営業していて転換を考える場合
既存の焼き台が使えるかは型番と状態を調べます その上で豚の取扱商品に必要な保管や作業を追加して 現在の厨房に収まるかを確認します 設備が一部共通でも 仕入れの単位と納品時間が変われば発注の仕事も変わります
現在の売上が伸びない原因を原料の違いだけに置かないことも必要です 営業時間 人員 提供の遅れなどの問題があるなら 看板替えと同時にその運用を変えられるかを検討します 新しい業態を選ぶ前に残る問題を明らかにします
串焼き以外の飲食店から転換する場合
厨房の空き面積だけでは判断できません 焼き場の設置と排気の確認から始め 既存の熱源や作業動線と干渉しないかを調べます 現在の厨房に合わせて無理にメニューを広げず 必要な串焼きの工程を先に置きます
この場合は焼き鳥とやきとんの比較に加え 串焼きへ変えること自体の工事と運営の差分が大きくなります 見積もりを取る前に 商品と燃料と営業規模を揃えておくと 業者ごとに違う前提の金額が並ぶことを防げます
仕入れ先へ同じ質問票を渡して回答を比べる
比較表を作る際は 二つの仕入れ先へ別々の質問をしないようにします 一方へは価格だけ もう一方へは加工と配送まで聞くと 情報が詳しい方の手間ばかりが目立つことがあります 同じ質問票を使い 回答のなかった項目は未確認として残します
最初の質問は 商品の名称と規格です 一本 一袋 一箱のどれを価格の単位としているかを揃えます 重量や数量が違う商品の値段をそのまま比べず 店で提供する一品へどう分けるかまで確認します
次に通常時と繁忙時の発注を分けて聞きます 注文の締切を過ぎた場合 いつ次の便で受け取れるか 少量の追加注文ができるかを確認します 安定して仕入れられるという説明を 具体的な注文の手順へ置き換えます
納品時に品質や数量に相違があった場合の連絡方法も聞きます 電話がつながる時間 写真など必要な記録 営業前に判断できないときの扱いが分かると 店舗側の検品担当を決めやすくなります
試作の機会があるなら 普段の納品と同じ規格かを確認します 特別に小さな単位で用意された試作だけでは 開店後の保管や仕込みの負担を判断しにくいためです 試す商品の状態を記録し 実際に発注する条件との差を残します
二つの案で結論が分かれる条件を探す
比較を終えた段階で 『費用が低い方』だけを丸で囲まず 何が変われば結論が変わるかを考えます 例えば加工済み商品を前提にした案は 店内の仕込みを減らせる反面 仕入れ条件への依存が大きくなる場合があります
店で加工する案は自分の仕事を増やす代わりに 商品の組立てを変えられる余地があるかもしれません ただし自由度があることと 自分にその技術や時間があることは別です 条件付きの利点として書きます
検討例として 夕方まで別の仕事がある店主なら 開店前の作業に使える時間が先に決まります この場合は原料の単価よりも 受取りから開店までの工程を終えられるかが判断の中心になります
別の検討例として すでに仕込みを担当できる人がいる店舗では その人の作業がどこまで新商品に使えるかを確認します 経験があるため必ず安くなるとはせず 新たな手順の習得や商品数の変更を含めて評価します
見積もりの前提が変わったときは 日付を付けて比較表を作り直します 一方だけ古い価格や違う商品条件を使っていると 表の見た目が揃っていても正しい比較になりません 最終判断に使った回答を保存しておきます
最後に不採用にした案の理由も残します 『好みに合わない』という理由と 『現在の物件では排気工事が難しい』という理由は 将来の見直しで扱いが違います 条件が変われば再検討できる案なのかを区別しておくと判断を説明できます
最終比較は好みと条件を別の欄に書く
自分が好きな料理を店にする動機は残してよいものです ただしその好みと 物件で実現できるか 資金が回るか 働き方が続くかは分けて記録します 好みの点数だけで設備や人員の不足を打ち消さないようにします
判断表の最後には 未確認の条件と確認先を書きます 『仕入れ先へ納品日を確認』『業者へ排気の見積もりを依頼』『本部へ研修内容を確認』という形にします 空欄を減らしていく過程で 自分に合う業態の案が具体的になります
どちらかを選んだ理由を 他の人に短く説明できるかも確かめます 『やきとんが伸びそうだから』ではなく 『この加工状態と納品条件なら自分の人員で営業できるから』と説明できれば 開業計画の根拠として使いやすくなります
ぶたもんを候補にする場合は 開業研修と開業後のサポートと 加盟のメリットと費用を 自分の比較表へ落とし込んでください 他の案と同じ項目で確認することで ブランドの印象だけに依存しない検討ができます
相談後に条件が変わったら 以前の見積もりを上書きせず保存しておきます 商品の規格や納品回数を変えた結果なのか 単なる価格改定なのかを分けると 次の発注や予算の見直しにも使える比較資料になります
確認に使った資料
資料確認日 2026年9月16日
制度や手続は変更される場合があります 具体的な出店計画は管轄の窓口と加盟本部に確認してください